タイのこと。 day4~5 おわり。


メディテーションホールにて。昼寝ってすごい大事なきがする。老若男女おりまぜてみんなで昼寝すると「いい栄養になる」と大内さんがいっていた。
晴ならお日様の陽射しに見守られて、雨なら(チェンマイでは毎日晴れだったけど)雨の音をききながら、自然を感じながら一時のお昼寝をするのはとっても幸せ。寝ながら、大きな意識をわたしたちは共有するのだそうだ。これもまた、コニュニケーションのひとつだと思う。

ここにもっと、ぺたぺた歩くこどもとか、お年寄りとか、犬とかネコとか(やばくないやつ)、みんないたらいいのにな、と思った。弥生時代の集落のような(弥生時代よく知らないけどなんとなく)・・・。

この数日は1日が終わると、誰かが部屋に寄っておしゃべりしていったり、課題をやったり、お土産に買った物を見に来たり、とりとめもなく、ベットに座ってお茶をいれて、なんとなく時間を惜しんでいた。

最後の夜は、帰り道とっても名残惜しくて、どこかでゆっくり星でも眺めよう!と、4人でうろうろしたあげく、タイチーフィールド近くの噴水に腰掛けた。もう噴水はとまっていて、暗くてちょうどいい。噴水のへりに、ごろんと横になった。空を見上げて最後の夜を少しでも味わって、明日帰ろう、と思った。しばし無言で味わっていたら、どうしてもこの数日のくだらなくて面白いことが湧いて来て、満ちてしまって、とつぜんひとり吹き出してしまった。とにかく楽しくてよかった。楽しく過ごすのが一番の目的だった。シリアスに何か得ようとしすぎると寂しい。よくわからなくなって、ひとりぼっちな気がする。それよりも、あとで思い出してこうやって吹き出して笑ってしまうようなこと、にんまりしてしまうようなことがいっぱい欲しい。

翌朝、みんなより一足早い飛行機で立つため、朝ご飯の時にお別れをした。あっちでハグ!こっちでハグ!ハグハグ♡
「次はいつ(会える)だ?!」と大内さんに言われて、来月の太極拳中級ワークショップいきます!といったら「そんなのあったけ?」とひとこと。またまた〜〜いつものおとぼけだな、と思っていたら、あとでワークショップ中止と知りがっかりの極み。

部屋にかえって、最後のパッキング。イスがどの袋にも入らなくて困っていたら、Kちゃんがさっそうと風呂敷をだしてくれて、助かった!こんなときに風呂敷がさっとでてくるあたり、旅慣れていてかっこいい!

送迎の時間にエントランスにいくと、めいちゃんときよみさんが見送りにきてくれた。わーいわーい!!青春モードのわたしは感動した。
しかも、めいちゃんはナイトマーケットで買った大事なものの片方をわたしにくれた。じ〜〜ん。ぎゅっとハグしたら、おなかとおなかもくっついて、あったかかった。

ばいば〜〜い!と手を振ってわかれた。楽しかったぁ、満たされた。

チェンマイの空港で最後の買い物にはしり、パッタイなど食べ納め。ここでなぜか自然とKちゃんのお仕事の話しなどたくさん聞き、やっぱり社会は縁なんだよなぁと改めて思う。4月から新しい職場にいくことにも思いを馳せた。なんというか、ものの流れというのが生きているとあって、誰も悪い人じゃなくてもどうしても全部が上手く回らなくなることとか、何か終わって行く感じ・・というのがあって、それは素直に次に行く時なんだぁとおもった。キングダム(美容室)の社長さんの「自然にまかせるとすべて上手く行く」というのを思い出した。

チネイザンのおかげで帰りのフライトでも身体はつらくなく、かろやかに帰国。

タイがひとまわりまた好きになった。タイ料理も好きだし、ゾウを見ると思い出すし、タイメンバーでタオガーデンの動画をみたら、後ろで「プーワォ プーワォ」と鳴き声がはいっていて歓喜したりした。

やっぱり旅はいい!コップンカー!